074.施設にいて「空き家の売却手続きが難しい」

【お客様の背景】

■売買の別:売却
■氏名:Y.H 様
■年代:60代
■ご職業:会社員

■お住まいの地域: 新居浜市
■ご相談の地域: 新居浜市
■売却理由:住み替え
■お問合せ方法:ネット

【ご相談内容】

先日父が施設に入所し、それまで住んでいた家が空き家になりました。今後、誰も住む予定が無いので売却を考えています。建物はかなり老朽化が進んでいるため、土地として売却できるのか?家として利用できるのか?ちなみに、入所中の父が「不動産名義人」のため、本人でないとできないものか?も含めて相談したいです。

【ご提案した解決策】

査定のため物件に直接伺いました。建物は、事前に聞いていたとおり経年劣化が見られ、広範囲でのリフォームが必要な状態でした。土地は100坪以上ある広い敷地で、土地だけでもそれなりの価格になります。そこにプラスしてリフォーム費用がかかるとなると、現実的に戸建としての売却は難しいと判断したため、土地としての売却をご提案。
ご心配されていた売却手続きは「①お父様の売却の意思の確認」「②委任状を作成する事で、お父様以外の方で売却の手続きを行うことが可能」になります。

今回はご子息が代理で売却を進めていくことになりましたが、このようなご相談例は比較的多く、中には親御さんの意思確認が難しいケースもありますが、その場合でも売却する方法はあります。

【担当営業として大切にした要点】

今回お父様が施設に入所中とのことで、売却手続きをご家族の方が代理で進められるかどうかを心配されていました。安心して売却できるよう過去の事例紹介しながら、わかりやすい説明を心がけました。

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