010.住宅ローンの返済が困難な状況に陥った場合の、住宅の売却方法について
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:S・K 様
■年代:30代
■ご職業:会社員・公務員
■お住まいの地域:今治市
■ご相談の地域:今治市
■売却理由:ご返済関連
■お問合せ方法:ネット
【ご相談内容】
お子様が小学校に入学されたタイミングで新築されたご自宅の売却相談でした。
勤務先の都合で、新築当初より収入状況が変化し、予定していた毎月の返済が難しくなったとの事で、弊社へご相談を頂きました。
ご近所には知られたくないというご意向のため、インターネットからのお問合せでした。
【ご提案した解決策】
住宅ローンの返済が困難になった際は、下記の順に売却の方法を検討する事となります。今回は①の方法での売却が実現し、お悩み解決へと繋がりました。
売却方法の検討手順
住宅ローンを利用し、不動産に金融機関の抵当権が付着している場合、残債務を全て返済し、抵当権を抹消することが、売却の前提条件となります。
①残債務を上回る額での売却
②残債割れ分を自己資金で補填し売却
③残債割れ分を別途借入金にて補填し売却
④残債割れ分を含め、住宅ローン借換えによる売却(売却後、新居購入希望の場合)
⑤任意売却
【担当営業として大切にした要点】
ご返済が難しい状況となった場合でも、諦めてしまってはいけません。
一番良くない対応は、分からないからと放置・先延ばしにし、金融機関からの督促を無視してしまう事です。
弊社の標語に「現状維持では、後退するばかり」という言葉がございます。
日々、世の中の状況が変化していく中で、今の状態のままで良いと、現状に甘んじても、状況が好転する事はあり得ません。
自分自身への戒めの意味も込めて、お客様の気持ちに寄り添いつつ、良いご提案ができるように心掛けております。