213.あなたの家、省エネ仕様?補助金を受けられる可能性があります!

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イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。

環境問題は日々身近に感じられるものですが、そうした状況を受けて、最近では環境に配慮した住宅が増えてきています。いわゆる『省エネ住宅』と呼ばれるこれらの住宅は、環境に優しいだけでなく、国からの補助金を受けることができるため、多くの人々が省エネ住宅に移行している状況です。ここでは、省エネ住宅の種類や受けられる補助金について詳しくご紹介します。あなたの住宅も対象であれば、補助金を受け取れる可能性があります。
(※コラム内容は掲載当時の最新情報となり、現在改正されている場合があります)

省エネ住宅の種類と受けられる優遇措置は?

省エネ住宅を購入する、またはそのような住宅にリフォームすることで、条件に該当すれば補助金や減税措置を受けられることがあります。省エネ住宅とは、エネルギー消費が少ない、またはエネルギーを生み出す住宅を指します。対象となる省エネ住宅の種類や受けられる恩恵について、詳しく見ていきましょう。

断熱リフォーム

現代の高性能な建材や断熱材を使用することで、エネルギー効率が向上し、省エネ住宅と見なされます。これらの建材は、風通しを良くし、室内の温度を一定に保つ性能に優れているため、エアコンやヒーターの使用を抑えながら、快適な室内環境を維持することができます。また、断熱リフォームを行うことで、最大120万円の補助金を受け取ることが可能です。

ZEH

ZEHとは、消費エネルギーと生み出すエネルギーがほぼ同じ量であることを意味し、そのような仕組みを取り入れた住宅をZEH住宅と呼びます。最近では、建売住宅にもこの仕様が増えており、省エネ住宅の推進がさらに進んでいます。ZEHでは、導入する仕様に応じて補助金が3段階に分かれており、一戸あたり70万円、115万円、125万円が受け取れます。最大125万円の補助金を受け取るためには、ZEH+の条件を満たし、停電時に使用できる電源が確保されていることや、電気を蓄えるシステムまたは太陽熱を利用するシステムのいずれかを導入する必要があります。

すまい給付金

この制度は、元々住宅購入時にローンを組んだ際の消費者負担を軽減するために導入されたものですが、省エネ住宅を購入する際にも一定の基準を満たせば還元を受けることができます。

地域型グリーン化事業

保有している、または購入した住宅が長期優良住宅や低酸素住宅と認定されると、補助金を受け取ることができる制度です。この制度は、新築だけでなく、改修の場合にも適用されます。

エネファーム設置補助

多くの方に馴染みのあるエネファームを設置すると、最大8万円の補助金を受け取ることができます。住宅の改修に比べて導入が容易なので、古くなった給湯器の交換を考えている方におすすめです。

長期優良住宅化リフォーム

長期優良住宅としての性能を保証するため、既存の住宅をリフォームすると補助金が受け取れます。令和元年には最大250万円の支給がありましたが、制度は年度によって変更される可能性があるため、受け取れる金額が変わることがあります。

次世代住宅ポイント制度

現在の消費税率10%で新築またはリフォームを行うと、ポイントを受け取ることができます。ただし、省エネ性能が認められない場合はポイントがもらえないため、要件をよく確認する必要があります。ポイントは多様な商品と交換可能です。

住宅ローンを組むのは避けた方が賢明です。たとえ融資条件に適していても、高齢になってからローンの返済を続けるのはリスクが大きすぎます。可能な限り、現在の住まいを売却した際の資金内で購入できる物件を探すことをおすすめします。

省エネ住宅に改修するのも一つの方法

新築の予定がない場合、既存住宅を省エネ住宅に改修するのも一つの手です。新築に比べて補助金や減税制度の額は少なくなりますが、要件を満たせばリフォームでも一定の補助金を受け取ることが可能です。

まとめ

省エネ住宅と補助金」 省エネ住宅は環境に優しく、様々な補助金や減税が受けられます。断熱リフォームやZEH住宅、エネファーム設置、長期優良住宅化などの選択肢があります。新築だけでなくリフォームでも一定の補助金が受けられるため、要件を確認して活用しましょう。

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