119.【徹底解説】安く処分したい!空き家の不用品

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です

空き家の不用品がたくさんあって困っている…という方はいませんか?

不用品の処分は手間がかかるうえ、大きな家具や電化製品は処分するにもお金がかかります。

今回の記事では、空き家の不用品をできるだけ安く処分する方法や、業者に依頼する場合の費用についてお話します。

空き家の不用品処分を「自分で安く」済ませる方法

自治体のゴミ回収を利用する方法

「粗大ゴミ回収サービス」というのがお住まいの地域の自治体にて行われています。

利用する手順は以下です。

  • 事前に「手数料シール」を下記購入が可能な場所で準備する。
    ※シールはごみ指定袋等販売許可店に指定されているスーパー・コンビニ・ドラッグストアなどの小売店で販売しています。
  • よく目立つところにシールを貼り付けた粗大ゴミ(ベッド、タンスなど大きな家具など)を指定の場所へ出す事で回収を行ってもらえます。
    ※手数料は自治体によって異なりますので、お住まいの地域の自治体をご確認ください。

家電量販店で引き取ってもらう方法

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコンの4種類の家電4品目は、家電量販店で引き取ってもらうことも可能です(有料)。
メーカーが商品ごとに設定しているリサイクル料金と家電の収集運搬料金がかかります。

家電リサイクルセンターが指定する指定引取所へ自分で持ち込んだ場合は、リサイクル料金のみで引き取ってもらえます。

小型家電は回収ボックスで回収

パソコンやビデオデッキ、炊飯器など小型家電リサイクル法の指定品目は、街中に設置された回収ボックスで回収可能です。
※回収可能品目は自治体やサービスによって異なります。

フリーマーケットで売る方法

きれいな家具や小物などは、フリーマーケットやフリマアプリなどで売却する方法もあります。
出品・発送などの手間がかかりますが、フリマアプリは利用者が多いので、美品であればリサイクルショップよりも高い値段で売れるでしょう。

空き家の不用品が多い場合は、各種業者に処分をお願いしましょう!

不用品回収業者

不用品を整理、回収、処分してくれる業者さんが、不用品を仕分け、整理して、処分や買い取り、搬出まで行ってくれます。
※一般廃棄物収集運搬業または、産業廃棄物収集運搬業の許可を取得

リサイクル業者

家財や小物などをメインに買取りしてくれる業者は、有料で整理や処分も同時に行ってくれます。
※古物商営業許可を取得

生前整理・遺品整理業者

遺品整理業者は残しておきたい物品や遺品の整理、仕分けを中心に行う業者は、仕分けをして不用品は処分してくれます。
遺品・不用品の整理後は室内の片付けや清掃も含まれていることが多く、不用品回収業者などと比較すると費用も高いでしょう。

この3つの業者はどれも、空き家に残された家財道具を整理、処分してくれます。
残っている家財道具の中に相続品や遺品として残しておきたいものが多い場合は、遺品整理業者へ依頼するとよいでしょう。
長い期間放置をしていてゴミ屋敷状態になり、残しておきたい物がないなら不用品回収業者でもOK。

複数の業者へ相談をして、必ず見積りをもらって検討しましょう。
空き家の清掃は含まれるのか、ゴミの搬出・運搬には別料金は発生しないかなど、サービス内容も確認しておくことが大事です。

空き家の不用品処分にかかる費用の目安

空き家の不用品処分を自分で行う場合、主にかかる費用はゴミの処分費用です。
自治体の処理施設へ自分で持ち込むのが一番費用がかからずに済むでしょう。

たとえば、指定処理施設では重さと処理方法によって手数料が異なる上に、持ち込める廃棄物の種類は決まっていますので、事前に確認をしてから持ち込みましょう。
また、粗大ゴミの回収において手数料は自治体ごとに変わります。

家電量販店で引き取ってもらう場合はリサイクル料金が発生します。

業者へ回収・処分を依頼する場合は、不用品の量や依頼先の業者によって費用が異なります。

まとめ

●空き家の不用品処分は、自分で行えば処分費用を抑えることができます。
自治体の粗大ゴミ回収や持ち込み、家電量販店の有料リサイクルなどを利用しましょう。
きれいな家財道具はフリマアプリなどで売却するという方法もあります。

●空き家の不用品処分を専門に行う業者もあります。
遺品として残しておきたい物が多く、丁寧に仕分けをしたいなら、遺品整理業者へ依頼するのも良いでしょう。
複数の業者へ相談をしてサービス内容を確認、相見積もりをとって検討しましょう。

●空き家の不用品処分にかかる費用は、自治体の処理場へゴミを自分で持ちこむ事で費用を下げる事が可能です。(粗大ゴミの回収手数料は品目によって異なるので注意が必要です。)
家電量販店で引き取ってもらう場合はリサイクル料金が別途必要です。
※不用品の量や状態、作業内容などによっても費用は異なります。

税金のこと

前の記事

118.不動産売却で損失!?税金を軽減する譲渡損失の繰越控除の特例とは?
相続や名義のこと

次の記事

120.成年後見を利用して売却したい