271.住み替え前に知っておきたい仮住まいの基礎知識と費用の目安

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。
「住み替えのタイミングで仮住まいが必要になることもあります。
でも、どんな場合に必要なのか、費用はどれくらいかかるのか、不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
このコラムでは、仮住まいの必要性や費用の目安、選択肢の種類、仮住まいなしで住み替える方法まで、わかりやすく解説します。」

住み替えの際、仮住まいが必要になるのはどんなとき?
住み替えで仮住まいが必要になるのは、主に「売り先行」で住み替えを行う場合です。
売り先行とは、現在の住まいを売却してから新居を購入する方法で、売却と購入のタイミングにズレが生じることがあります。
そのため、新居に入居できるまでの間に仮住まいが必要になるケースがあるのです。
売り先行の流れやメリット・デメリットについては、別記事「家の住み替えの手順を徹底解説!「売り先行」の流れやメリット・デメリットとは?」で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
ここからは、仮住まいが必要となる具体的なケースについて詳しく見ていきましょう。
仮住まいが必要なケース①:新居が見つからない場合
Aさんは、家族が増えることをきっかけに、広めの一戸建てへの住み替えを決意しました。
マンションを売りに出したところ、予想以上に早く買い手が見つかり、スムーズに売却が成立。
しかし、新居の選定に時間がかかり、結果的に1年間の仮住まいとして賃貸マンションを借りることになりました。
仮住まいが必要なケース②:新居への入居準備が整っていない場合
Bさんは、相続した実家のリノベーションに取りかかるため、現在のマンションを手放しました。
ところが、工事が予定よりも長引いたため、一時的な住まいとして近隣のウィークリーマンションを契約。
仮住まいから工事の進行を見守りながら、理想の住まいづくりに集中できる環境を確保しました。
仮住まいが必要なケース③:新居購入の資金が足りない場合
Cさんは、マンションから戸建てへの住み替えを目指して、まずマンションを売却しました。
ところが、希望していたエリアで物件価格が急騰し、予算内での購入が難しい状況に。
そこで、資金計画を見直すために1年契約の賃貸アパートを仮住まいとし、じっくりと理想の物件探しを進めることにしました。
1年以上の仮住まいの場合は住民票の異動が必要
仮住まいが1年未満であれば、一時的な居住とみなされるため、住民票を移す必要はありません。
ただし、1年以上の仮住まいになる場合は、住民票の異動が必要になります。
また、子どもの通学や行政サービスの利用など、住民票が必要となるケースもあるため、期間に関わらず状況に応じた判断が重要です。
仮住まいにかかる費用は、住み替えの際どれくらい必要?
住み替えに伴う仮住まいでは、以下のような費用が発生します。
- 引越し費用(2回分)
- 賃貸物件の初期費用と賃料
- トランクルーム代(必要に応じて)
仮住まいの期間や物件の条件によっては、総額で100万円を超えることもあります。
それでは、それぞれの費用について詳しく見ていきましょう。
仮住まいの費用①2回分の引越し費用
仮住まいをする場合、通常は現在の住まいから仮住まい先へ、そして仮住まい先から新居へと、2回の引越しが必要になります。
引越し費用は、荷物の量や移動距離、業者の選定、時期などによって異なりますが、目安としては以下の通りです。
- 単身:3万~8万円程度
- 家族:7万~20万円程度
つまり、2回分の引越しで合計6万~40万円以上かかる可能性があります。
仮住まいの費用②賃料と初期費用
仮住まいでは、家賃のほかにも初期費用がかかる可能性があります。
一般的な賃貸物件の場合、初期費用は家賃の2.5〜5カ月分が目安です。
主な内訳は以下の通りです:
- 敷金:家賃の1〜2カ月分
- 礼金:家賃の1〜2カ月分
- 仲介手数料:家賃の0.5〜1カ月分
- 火災保険料:1〜2万円程度
なお、家賃は物件の種類や広さ、立地条件によって異なります。
仮住まいの費用③トランクルーム代(必要な場合)
仮住まいが狭くて荷物をすべて収納できない場合は、トランクルームの利用を検討する必要があります。
月額料金の目安は以下の通りです:
- 1畳程度:6,000~15,000円
- 2~3畳程度:10,000~25,000円
- 4畳程度:20,000~40,000円
施設によっては、4畳以上の広さを借りることも可能です。
料金は地域やトランクルームのタイプによって異なるため、契約前に比較・確認することをおすすめします。
住み替え時の仮住まいの選択肢と探し方
住み替え時の主な仮住まいの選択肢としては、次のものが挙げられます。
仮住まいの選択肢①一般的な賃貸住宅
一般的な賃貸住宅は、家族での仮住まいや長期滞在を希望する方に向いています。
物件数が多く、以前住んでいた家に近い間取りや広さを選びやすく、家具や家電の持ち込みにも適しています。
探す際は、不動産ポータルサイトを利用したり、地元の不動産会社に相談することで、希望に合った物件が見つかりやすくなります。
仮住まいの選択肢②ウィークリー・マンスリーマンション
短期滞在を希望する方には、ウィークリー・マンスリーマンションが適しています。
家賃がやや高めになる傾向はありますが、家具付きで初期費用を抑えられ、短期間の契約でも利用しやすいのが特徴です。
物件の探し方としては、専用のウェブサイトで検索するか、不動産会社に空室状況を問い合わせるのが一般的です。
仮住まいの選択肢③民泊
民泊は、観光地や都市部での短期滞在に適した選択肢です。
家具や家電が揃っていて、賃料も比較的リーズナブルに設定されています。
ただし、利用は最大180日までと制限があるため、長期滞在には不向きです。
民泊を探す際は、専門サイトや地域の観光協会を活用すると良いでしょう。
仮住まいの選択肢④ビジネスホテル
ビジネスホテルは、予約後すぐに宿泊できる手軽さがあり、短期の仮住まいとして便利です。
ただし、長期滞在になると宿泊費や食費が高くなる可能性があるため注意が必要です。
ホテル予約サイトやアプリを使えば、空室確認や予約が簡単に行えます。
仮住まいの選択肢⑤実家・親戚の家
実家や親戚の家に十分なスペースがある場合、一時的に同居することで仮住まいとして利用することが可能です。
倉庫などが空いていれば、荷物の保管場所も確保しやすくなります。
関係性や話し合いの内容によっては、仮住まいの費用を抑えることもできるでしょう。
「〇月に新居が完成予定」など、滞在期間が明確であれば、受け入れてもらいやすくなります。
仮住まいなしで住み替えることはできる?

仮住まいが必要になるのは、先に売却を行う「売り先行」のケースです。
購入を先に進める「買い先行」や、売却と購入を同時に進める「売り買い同時進行」であれば、仮住まいの費用を抑えることができます。
ただし、買い先行では売却代金を新居購入に充てられず、住宅ローンが二重になる可能性があるため、資金面での余裕が求められます。
売り買い同時進行の場合は、タイミングの調整が難しいため、売却と購入を同じ不動産会社に依頼するとスケジュール管理がしやすくなります。
まとめ
仮住まいが必要なのは「売り先行」の場合
売却を先に行うと、新居が完成するまでの間に仮住まいが必要になります。1年以上の滞在なら住民票の異動も必要です。
仮住まい費用の内訳
引越し2回分の費用、賃料、初期費用、荷物が多い場合はトランクルーム代などがかかり、100万円以上になることも。
仮住まいの選択肢
一般賃貸、ウィークリー・マンスリー、民泊、ビジネスホテル、実家・親戚宅の5種類。
仮住まいが不要なケース
「買い先行」や「売り買い同時進行」なら仮住まいは不要です。
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