260.一戸建てにかかる固定資産税、どれくらい?

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。

マイホームを所有するうえで見落としがちなのが「固定資産税」。
年間で10万円を超えることもあり、しっかり把握しておく必要があります。
ただし、その金額がどんな条件で決まるのか、詳しく知っている方は多くありません。
今回は、一戸建てにかかる固定資産税のしくみについて、やさしく解説します。

固定資産税はどのように決まるのか

固定資産税の金額は、いくつかの要素によって決まります。
主なポイントは以下の通りです:

  • 固定資産税評価額
  • 床面積
  • 築年数
  • エリア(所在地)
  • 建築構造

固定資産税は、それぞれの市町村が課税するもので、特に「固定資産税評価額」が金額を決める上で重要な基準となります。この評価額は、各自治体がエリアごとに定めており、次の3つの方法で確認できます。

  • 不動産会社に問い合わせる
  • 納税通知書で確認する
  • 固定資産税の金額から逆算する

また、床面積が大きいほど税額は上がり、築年数が浅く都心部の物件ほど評価額が高くなる傾向があります。さらに、木造よりも鉄筋コンクリート造の建物の方が、固定資産税が高くなることも覚えておきましょう。

一戸建ての固定資産税の計算の流れ

固定資産税は、以下の式で求められます。
「固定資産税額 = 固定資産税評価額(課税標準額) × 税率(通常1.4%)」
この式に沿って、順を追って確認していきましょう。

① 固定資産税評価額とは?
評価額は、不動産会社への確認や納税通知書で把握できます。大まかに知りたい場合は、以下の目安を使って算出することも可能です:

  • 土地部分:公示価格の約70%
  • 建物部分:再建築価格の約60%

② 評価額に税率を掛ける
一般的な税率は「1.4%」ですが、自治体によって異なる場合もあるため、計算前に調べておくと安心です。

③ 経年減点補正率を考慮する
建物は築年数に応じて価値が下がるため、「経年減点補正率」を使って評価額を補正します。法務局が公表する補正率を参考にします。

④ 軽減措置を活用する
条件に合えば、大きな節税も可能です。

  • 土地部分:住宅用地であれば、200㎡までの部分は評価額1/6、残りは1/3。
  • 建物部分:新築後3年間は税額が1/3に。耐火・準耐火建築の場合は最大5年。対象は50㎡以上280㎡以下の住宅に限られます。

一戸建ての固定資産税をシミュレーションする

これまでの計算式をもとに、実際に一戸建て住宅の固定資産税額を試算してみましょう。
使用する公式は、「固定資産税額=固定資産税評価額(課税標準額)×(標準)税率」です。

  • 物件価格:1,000万円(内訳:土地400万円、建物600万円)
  • 床面積:100㎡
  • 築年数:10年
  • 木造住宅

【計算手順】

  • 土地の評価額:400万円 × 70% = 280万円 → 税額:280万円 × 1.4% = 39,200円
  • 建物の評価額:600万円 × 60% = 360万円 → 税額:360万円 × 1.4% = 50,400円
  • 土地の軽減措置:39,200円 × 1/6 = 6,533円
  • 経年減点補正:50,400円 × 0.5 = 25,200円

以上から、合計の固定資産税額は約31,733円になります。

固定資産税の納税額も把握してみましょう

固定資産税は、物件を所有している限り毎年支払う必要がある税金です。
一度納税すれば、翌年以降のおおよその金額が予測できますが、軽減措置の対象外となると税額が変わる可能性があるため注意が必要です。

まとめ

マイホームを持つと毎年かかってくる「固定資産税」。評価額や築年数、エリア、建物の構造によって金額は変わってきますが、軽減措置をうまく使えば負担を減らすこともできます。計算の流れを知っておけば、自分でもシミュレーションができるので、安心して家を持ち続けるためにもチェックしておきたいポイントです。

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