205.地方の不動産、賢く売却する方法をご紹介します。

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。
人通りが少ない郊外や、最寄り駅から徒歩30分以上かかるような、いわゆる「僻地」と呼ばれる地域に不動産を所有している方もいるでしょう。不動産の売却には「立地の良さ」が重要だと言われることが多いため、僻地では買い手が見つかりにくいと考えがちです。しかし、正しい手法を用いれば、僻地でも不動産を賢く売ることができます。この記事では、市街地から離れた不動産をうまく売却するための具体的な方法をご紹介します。

僻地の不動産を売る代表的な二つの方法
二世帯住宅とは、2つの家族が同じ屋根の下で暮らす住まいのこと。間取りは共有エリアの広さで3タイプに大別されます。
将来の売却を考えると、所有権の登記は慎重に扱うべき点です。
販売活動を通じて買い手を見つける「仲介」
不動産を売却する際に、多くの人がまず思い浮かべるのが仲介という方法です。仲介では、不動産会社が売り手と買い手の間に立ち、さまざまな手段で販売活動を行い買い手を探します。条件の良い不動産であれば、この方法ですぐに買い手が見つかりますが、僻地など条件があまり良くない場合には、熱心に販売活動を行っても、買い手がなかなか見つからないかもしれません。
不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」
都市部から離れた地域や、土地面積が狭すぎる・広すぎる、または土地・建物の形状が極端に悪いといった不動産は、仲介では買い手が見つかりにくいことがあります。そのような場合、不動産会社に直接買取を依頼する方法があります。この方法なら、仲介とは異なり、不動産会社に確実に買い取ってもらえるため、「買い手が見つからないかもしれない」という不安を抱くことなく売却を進められます。また、早急に現金化したい場合にも最適です。
僻地の不動産を上手に売るポイント
僻地の不動産は簡単に買い手が見つからず、売却が難しいと感じる方もいるかもしれません。しかし、ポイントを押さえて売却すれば、問題なく手放すことができ、適切な価格での売却も可能です。ここでは、どのような点に注意すれば賢く売却できるのかをご紹介します。
早く手放したいなら不動産買取を選ぼう
できるだけ早く確実に売却したい方には、仲介よりも買取を断然おすすめします。不動産買取のメリットは、条件が多少悪くても買取が可能であり、条件が合えばすぐに契約に移ることができる点です。一方、仲介では販売方法の打ち合わせや状況報告に時間がかかり、買い手が見つかるまで一定の期間が必要なため、「即刻手放したい」という方には適していません。もし仲介を希望する場合は、複数の不動産会社に一般媒介で依頼し、できるだけ多くの人に物件を見てもらうようにしましょう。
古家がある場合は解体して更地にする
不動産の資産価値を考える際、重要なポイントは土地だけなのか、それとも土地と建物の両方なのかということです。一般的には、土地と建物がセットになっている方が資産価値は高くなる傾向にあります。これは、すぐに使用可能な状態であることや、建物自体にも価値があるためです。しかし、この原則は古い家屋の場合には必ずしも当てはまりません。古家の場合、築年数や建物の状態によっては、その存在が資産価値を下げる要因になることもあるのです。
そのため、古家をどうするかは慎重に考える必要があります。建物の状態が良好で、少しのリフォームで住めるようになるなら、そのまま残すのも一案です。しかし、大規模なリフォームが必要で、実質的に住むのが難しいと判断される場合は、思い切って取り壊して更地にすることを検討すべきでしょう。
更地にすることには、いくつかのメリットがあります。まず、潜在的な買主にとって、自分の好みやニーズに合わせて自由に家を建てられるという魅力があります。彼らは自分で信頼できるハウスメーカーや工務店を選び、理想の住まいを一から設計することができます。また、古い建物を取り壊すことで、土地本来の価値がより明確になり、評価が上がる可能性もあります。
ただし、取り壊し費用が発生することで、購入を躊躇する人が出てくる可能性もあります。そのため、売主側で事前に取り壊しを行い、更地の状態で販売することも効果的な戦略です。これにより、買主の初期投資負担が減り、物件の印象も良くなるでしょう。結果として、より多くの関心を集め、スムーズな売却につながる可能性が高まります

僻地の不動産でもやり方次第で売却可能
立地条件の悪い不動産を手放したい場合、不動産買取サービスを利用するのが賢明です。仲介販売よりも迅速かつ確実に売却できる可能性が高いでしょう。中には条件の厳しい物件を専門に扱う不動産会社もあるので、まずは相談してみることをお勧めします。
まとめ
僻地の不動産を賢く売却する方法:
- 主な売却方法:
- 仲介:一般的だが、買い手が見つかりにくい
- 買取:確実で迅速、条件の悪い物件でも可能
- 売却のポイント:
- 早期売却希望なら買取がおすすめ
- 仲介の場合は複数の不動産会社を利用
- 古家がある場合、更地にすると売却しやすい
- 買取のメリット:
- 迅速な売却が可能
- 条件の悪い物件でも対応可能
- 確実に売却できる
- アドバイス:
- 条件の悪い不動産を専門に扱う会社もある
- まずは不動産会社に相談することが重要
結論:僻地の不動産でも、適切な方法を選べば効果的に売却できる。特に買取は迅速で確実な選択肢となる。
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