204.住宅をリノベーションすると資産価値は増加しますか?

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。
不動産を保有している方の多くが「リノベーション」という言葉を耳にしたことがあるでしょう。
住宅はいわば消耗品とも捉えられるため、毎日を過ごすうちに老朽化してしまうのは当然のことです。
もし経年劣化した住宅や築年数が古い住宅を売却するとなった場合、そのまま売却するよりもリノベーションをした方が良いのでしょうか。
リノベーションを行った際不動産の資産価値は上がるのか否か、こちらでご紹介していきます。

リノベーションを行うメリットとデメリット
二世帯住宅とは、2つの家族が同じ屋根の下で暮らす住まいのこと。間取りは共有エリアの広さで3タイプに大別されます。
将来の売却を考えると、所有権の登記は慎重に扱うべき点です。
劣化が激しいところを新品同様にできる
お風呂やトイレなどの水回りは、毎日の使用によって劣化が進みやすい場所です。リノベーションを行うことで、これらの箇所を新品同様にし、新築に近い綺麗な状態にすることが可能です。
間取りなど大掛かりな変更が可能
リノベーションにかける金額によって内容は大きく異なりますが、間取りや仕様が現代に合わない場合、大規模なリノベーションを行うことで、より需要の高い家にすることが可能です。
買主に対して印象が良くなる
中古住宅よりも新築を好む傾向があるため、全面的なリフォームを施し、見違えるほど美しくすることで、買主の心を掴むことができるでしょう。
割と高い費用がかかる
住宅のリノベーションで最も懸念されるのは、高額な費用です。水まわりの改修のみでも300万円から400万円ほどの出費が予想されます。これに間取りの変更や壁紙の張替えなどを加えると、1000万円近い費用になることもあります。
時間・手間がかかる
簡単なリノベーションであっても、適切な業者を選定するのに時間を要します。さらに、工事完了までには数週間から数ヶ月かかるため、早期売却を希望する方には大きな負担となる可能性があります。
買主の好みに合わない可能性がある
購入者の好みに合わないリノベーションは、売却の障害となる可能性があります。最近では伝統的な家屋のスタイルを好む方もいるため、リノベーションが必ずしも最適な戦略とは言えません。
リノベーションをすると資産価値が上がる?
売却前のリノベーションは資産価値を向上させるでしょうか。
古家を美しく再生することで価値が上がるように思えますが、
リノベーションによる資産価値の変化について詳しく説明いたします。
基本的にリノベ無しよりも上がる
リノベーションがなされていない古い住宅には、現代の生活に不可欠な設備が欠けていることがあります。和式トイレや従来型の浴室など、時代にそぐわない設備は査定価格を引き下げる要因となります。これらの設備を現代的なものにリノベーションすることで、査定額を向上させ、新築に近い資産価値を得られる可能性があります。
キャッシュフローをしっかり計算する
リノベーションのメリットは大きいものの、どんな改修工事でも相応の費用がかかります。リノベーション費用と資産価値の変動を詳細に分析し、実効性のあるキャッシュフロー計画を立てることが賢明です。
入居者目線のリノベを行おう
リノベーションを検討する際、流行の施工内容に惹かれやすいものです。しかし、最も効果的なのは、物件の立地条件、周辺環境、間取りの特徴を踏まえ、入居者の立場に立った改修を実施することです。

必要最低限の箇所だけでもリノベを行うと◎
リノベーションを行うことによって数々のメリットが存在しますが、費用面も気になるところですよね。
最低限の工事を行うだけでも資産価値は十分に上がりますよ。
まとめ
売却前のリノベーションは、慎重に検討すべき戦略です。古い住宅を新築に近い状態にすることで、買主への魅力を大幅に高めることができます。特に水回りや設備の現代化は重要です。しかし、高額な費用と長い工期がネックとなる可能性があります。リノベーションによって資産価値は一般的に上昇しますが、その効果は地域性や物件の特性に大きく依存します。キャッシュフローを綿密に計算し、地域のニーズを考慮したリノベーション計画を立てることが成功の鍵となります。
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