090.不動産売却にかかる平均期間はどのくらい?期間を短縮するためのポイントは?

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です

不動産売却がなかなか進まず、長い期間売れないままだと困ってしまいますよね。
単に売却益がないだけでなく、住まない住宅の税金を支払わなければならないなどの負担も大きいものです。

今回は不動産売却にかかる期間についてのお話です。

不動産売却にかかる平均期間やかかる期間を左右するポイント、できるだけ早く不動産を売却するための工夫などをご紹介します。

不動産売却にかかる平均期間は3~6ヶ月ほど

不動産を売却しようと動き出してから売れるまでは平均で3~6ヶ月ほどの期間がかかっている方が多いです。

これはあくまで平均期間ですが、それでもかなりの開きがあります。
というのも、物件の種類や状態、条件、エリア、時期など状況によって売れるまでにかかる期間が大きく異なるからです。
売り出した途端にすぐに売れる物件もあれば、1年以上なかなか買い手が決まらない物件もあります。

売却期間を左右する要素となるのはこんな点です。

エリア

高級住宅街や駅や商業施設に近いエリアなど、人気エリアにある物件は注目度も高く直ぐに買い手がつく傾向にあります。
マンションの場合は、近隣に似たような物件が売り出されていなければさらに希少性が高まります。

価格

近隣の相場に対して安ければ短い時間で売れやすく、高ければ売れるのに時間がかかる可能性があります。
必ずしも査定で出た価格で売らなくてはいけないというものではないので、周辺物件とのバランスも考慮してみましょう。

時期

一般的には3~4月の転勤・引越しシーズンにむけて取引が活発化する傾向があります。
多くの人が家を探しているタイミングに合わせて売り出せば、早く売れる可能性があります
3~4月ほどではないものの、秋の転勤時期やボーナス時期もねらい目です。

不動産会社

不動産会社にもマンションが得意、戸建てが得意、このエリアが得意……など扱う物件の特徴によって得意不得意があります。
物件があるエリアについて情報やお客さんをたくさん持っている不動産会社を見極めて依頼をしましょう。

不動産売却にかかる期間を短くするためのポイントは?

売り出し始めた不動産はできるだけ早く売却完了したいもの。
不動産の売却期間を短くするためにはこんな工夫があります。

引越しシーズンに合わせて売り出し準備をする

不動産の取引が活発化するのは進学や就職を控えての転居が多い1~3月、新年を新居で迎えたいと考える9~11月頃です。
いいタイミングで売却活動ができるよう逆算して、売却予定時期の3~4ヶ月前頃から準備を始めると良いでしょう。

不動産会社との契約の種類を考える

不動産会社との契約の種類は3種類あります。

一般媒介契約

同時に複数の不動産会社との仲介契約が可能。
本人が自分で買主を探してきて取引をすることも可能です。

専任媒介契約

決まった1社の不動産会社とのみ仲介契約を結ぶ。
本人が自分で買主を探してきて取引をすることも可能です。

専属専任媒介契約

決まった1社の不動産会社とのみ仲介契約を結ぶ。
本人が自分で買主を探してきても、必ず不動産会社を通して売却しなくてはいけない。

複数の不動産会社と契約をできる一般媒介契約では、他の不動産会社で成約されてしまうと得られる仲介手数料は0円ですので、積極的に販売活動を行ってもらえない可能性があります。

仲介契約は3ヶ月ごととするのが一般的ですので、なかなか売却につながらない場合は契約の種類を見直しや、他の不動産会社と契約することも検討してみましょう。

仲介だけでなく「買取」も検討

物件を不動産会社に直接買い取ってもらう「買取」という方法もあります。
購入希望者を探す必要がないので金額さえ折り合えばすぐに売却することができますし、仲介手数料も不要です。

デメリットとなるのは売却価格。
仲介で売却する場合の7~8割の価格となることが多いので注意しましょう。
住み替えなどで「◯月までには売りたい!」など、売却期限が決まっている場合は検討しても良いかもしれません。

まとめ

  • 不動産売却にかかる平均期間は3~6ヶ月ほど。物件の種類や状態、条件、エリア、時期など状況によって売れるまでにかかる期間は大きくことあります。
  • 不動産売却にかかる期間を短くするには、売り出すタイミングを引越しシーズンに合わせたり、不動産会社との契約の種類を見直したりしてみましょう。価格が折り合えば不動産会社へ直接売る「買取」も早く売る方法の一つです

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