144.ペットを飼っていた家でも高額売却!知らなきゃ損するポイントとは〜パート2

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。

犬や猫など、ペットを飼っているご家庭であれば、家を売却する際に査定額にどれだけ影響があるのか気になることでしょう。
しかしその点については、実際に最も重要なのは物件自体の状態です。

ごく軽微な使用痕跡や汚れがあっても、その影響は極めて限定的である場合が多いです。
前回の記事ではペットが居住することで生じる様々な価格下落の要因について触れましたが、

今回は売却に当たって特に留意すべき点を詳しくご紹介します。

ペットを飼っているおうちの売却で注意すべきポイント

購入希望者から見れば、美しく整った家は非常に魅力的です。
ペットを飼っているとはいえ、内覧の日が来るまでには厳密な掃除と配置の調整をしておくことが肝心です。

そして、実際に内覧が行われる日には、ペットを安全な場所に預けたり、遊ばせたりすることが最も効果的な方法です。

1.ペット飼育の有無を告知する

ペットの存在を隠して不動産を売ると、査定にはもちろん、買い手に対する信頼性も大きく損なわれます。

特に後からその事実が発覚した場合には、損害賠償請求等の法的問題発展する場合もございます。

そうなる前に、ペットがいたという事実を明確に告知するべきです。

2.室内は念入りに消臭する

換気だけでペットの臭いが消えるわけではないため、自分自身の感覚に頼らず、ペットを飼っていない人に臭いの確認をしてもらうことがオススメです。

もし臭いがそこまで強くない場合、ペット専用の消臭スプレーで対処できるかもしれません。

しかし、特定の場所で臭いが強いようなら、そのエリアに特化して消臭対策を施す必要があります。

3.軽微な傷は修繕・補修しておく

ペット、特に犬や猫の爪による柱や床への傷は査定に悪影響を及ぼします。

しかし、軽度のダメージであれば、ホームセンターで購入できる補修材で自分で修理することもできます。

また、障子やふすまが破れている場合も、自力で修復可能な範囲であれば試みてみても良いでしょう。
ただし、これらは一時的な解決策であり、完全に修復されたわけではないということを認識しておいてください。

4.ノミ・ダニ対策は徹底的に

ペットを飼っている場合、特にお風呂でのシャンプーやベランダでのブラッシングが、排水管の詰まりの原因となる可能性があります。

このような問題は表面的には見えにくいため、買主がすぐに気付くことは少ないかもしれません。

しかし、購入後に排水管が詰まるというトラブルは避けたい問題であり、購入を検討中の人々が懸念する可能性が高いです。

5.購入者が最も興味を持つのは水回り

購入希望者が中古物件で一番チェックするのは水回りと言っても過言ではありません。このポイントは、ペットを飼っているかどうかに関係なく非常に重要です。

特にペットオーナーの場合、排水管が詰まりやすいリスクが高まるため、目視での確認が難しいとはいえ、掃除は欠かせません。
お湯を大量に流し込む、または市販のパイプクリーナーを使用するなど、定期的に対策を施すことが推奨されます。

ペットを飼っていた家を高く売却する方法

ペットを飼っていたからといって、その家が安値でしか売れないという訳ではありません。

何点か高く売却するための要点が存在するため、それらをしっかりと把握しておくことが大切です。

ハウスクリーニングを利用する

住宅の売却に当たっては、内部の状態を最良に保つことが理想です。ペットの有無にかかわらず、専門のクリーニング業者による室内の修復や補修は不可欠です。

自分でペット臭を完全に消すのは難しいですが、プロの介入で解決可能です。クリーニング後も、頻繁に掃除をするやペットの動きを制限するなどして、綺麗な状態を保ちましょう。

詳しくは、「家の売却時、ハウスクリーニングはするべき?」にて説明しています。

ペットを飼っている人に売却する

ペットを飼っていないか、動物に対して苦手意識を持つ人は、単に「ペットがいた家」であるだけで避けることがあります。

しかし、ペット経験者は少々の傷や臭いに対しても寛容ですし、価格の減少も少なくなる可能性があります。

購入を検討している人がペットオーナーであれば、近隣の散歩ルートや動物病院、ペット用品店の情報を提供すると、購入判断のプラス要素になるでしょう。

売却に強い不動産会社に依頼する

地元で評判の良い不動産会社に不動産の売却を依頼することは大切です。

地元に密着した企業なら、多くの顧客がいて、「ペット可の家」のような特定のキーワードで、適切に売り手と買い手をつなぐことができます。

その結果、売主は価格を大きく下げずに売却を行えます。売却プロセスは、営業担当者と密接に協力して進めるものですから、地域での売却実績がある信頼性の高い企業に依頼することが重要です。

まとめ

ペットの存在によって発生する臭いや傷は、物件の売却価格にネガティブな影響を与える場合があります。

しかし、これらは事前に補修作業やプロフェッショナルなハウスクリーニングによって大幅に改善することが可能です。
さらに、高い価格でスムーズに売却を行うためには、地域で評判の良い不動産会社に依頼することが非常に重要です。

特に、愛媛総合センターではペットを飼っている家の売却や、ペットに適した環境の物件探しに関する無料の相談サービスを提供しています。

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