165.1階の日当たりは悪いですが、専用の庭と駐車場がついています。この専用庭は売却時に有利な要素ですか?

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。

マンションの選択において階数は重要です。1階、低層階、高層階、最上階など、好みやライフスタイル、予算によって異なります。

1階住戸には専用庭や専用駐車場がついていることもありますが、これが売却時に有利なのか気になりますね。
今回は、専用庭や駐車場が魅力的な1階住戸の売却について詳しくご紹介します。

1階のメリット・デメリット

一般的に、1階のマンションは避けられがちですが、1階住戸の利点や欠点、魅力がきちんと伝わっていないかもしれません。

では、1階住戸のメリットとデメリットについて見てみましょう。

メリット

① 階下の足音などを気にする必要がありません。
② 2階以上と比べて物件価格がリーズナブルです。
③ 専用庭が付いている場合もあります。
④ 物件によっては専用駐車場も利用できます。
⑤ 戸建てのような居住感が得られます。

デメリット

① 日当たりや風通しに不満があります。
② プライバシーや防犯性に不安があります。
③ 蚊や虫などの害虫対策が必要です。
④ 冬は床が冷たく感じます。
⑤ 豪雨や台風による水害への備えが必要です。

1階住戸には様々なメリット・デメリットがありますが、マンションでは階数によっても異なる利点や欠点があります。
最上階の住戸でも、夏場は屋上からの強い日差しで部屋が暑くなります。
さらに、エレベーターの混雑や地震の影響も大きく、物件価格も最も高い階層ですので、それなりにデメリットも存在します。

専用庭や専用駐車場は大きなポイント

1階住戸は日当たりや防犯面などデメリットが目立ちますが、専用庭や専用駐車場がある場合は他の階層にはない大きな魅力となります。
専用庭があることで、ガーデニングや子供やペットの遊び場として活用できます。
マンションでも自然を感じることができ、庭にテーブルとイスを置いてお茶をするだけでも日々のストレスが解消されるかもしれません。
まさに戸建て感覚の生活を楽しむことができ、専用庭は大いに役立ちます。
そして専用駐車場がついている物件だと、1階の魅力はさらに増します。
家の目の前に車を置けるので、車の防犯面はもちろん、荷物の出し入れも非常に便利です。
通常はマンションの駐車場に停めて、重たい荷物を持ってエントランスを通って部屋まで運ばなければなりませんが、専用駐車場があれば直接部屋への出入りが可能です。

1階住戸のデメリット対策

当たりや風通しなどの自然現象のデメリットへの対策は難しいかもしれませんが、防犯や害虫対策などは比較的容易に解消できます。
防犯グッズや害虫対策グッズが豊富にあり、マンションでも簡単に取り入れることができます。
また、建物の設計によって外から見られにくい構造やフェンス、植栽などの工夫がされている場合もあります。
1階部分が通行人の目線よりも高い造りになっている場合もあり、このような構造ならばプライバシーにも配慮されます。

専用庭は1階のデメリットをカバーできる

1階住戸であっても、売却に消極的になる必要はありません。
専用庭や専用駐車場を求める人は意外と多く、これは大きなメリットであり有利に働きます。
売却の際には、1階住戸の魅力をしっかりとアピールしましょう。

まとめ

1階住戸には日当たりや風通しなどの自然現象のデメリットがあるものの、専用庭や専用駐車場といった特典も存在します。防犯面や害虫対策などのデメリットは比較的解消が可能であり、防犯グッズや害虫対策グッズを活用することでマンションでも簡単に取り入れることができます。さらに、建物の設計によっては外からの視線を遮る工夫や防犯センサーなどが備えられている場合もあります。1階住戸だからといって売却に消極的になる必要はありません。専用庭や専用駐車場を求める需要は意外に多く、これは大きなアドバンテージとなります。売却時には、1階住戸の魅力を十分に伝えることが重要です。

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