182.物でいっぱいの家を売りたいけど、どこから手をつければいいの?

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。

気づけば物で溢れかえってしまった家。一度散らかってしまった家を片付けて売るのは大変な作業です。

もし両親や親族が一人で暮らせなくなり、その家が必要なくなった場合、どのように売却を進めれば良いのでしょうか。
ここでは、散らかった家の片付けから売却までの流れをご紹介しますので、どこから始めればいいのか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

散らかった家の売却方法には三種類ある

散らかった家を売却する方法は大きく分けて三つあります。
それぞれの方法について詳しく説明し、メリットとデメリットも併せてご紹介します。

散らかった状態でそのまま売却する

一つ目の方法は、散らかった物をそのまま残して売却することです。物を自力で片付けるのは非常に大変で、高齢者や病気・ケガをしている方には特に困難です。

しかし、物をそのまま残して買い取る不動産会社もありますので、まずは相談してみると良いでしょう。
この方法のメリットは、片付けの手間や労力を省け、確実に物件を手放せることです。

ただし、不用品処分費用を差し引かれ、相場より安く買い取られる可能性がありますので、条件と価格を確認し納得した上で依頼しましょう。
複数の見積もりを取って比較するのも有効です。

不用品を処分してから売却する

二つ目の方法は、不用品を処分してから売却することです。一般的にはこの方法がよく使われます。

ただし、不用品の量によっては労力がかかり、一つ一つの持ち物を処分することで高額な費用が発生する場合があるため、急ぎの売却には向いていません。
しかし、不用品回収会社や片付け業者に頼むよりも、自分で片付ける方が費用を抑えられ、持ち物の分別もしやすいという利点があります。

また、元の状態に戻すことで、高い価格で売れる可能性があり、立地条件によっては需要の高い物件になることもあります。

希望する建物が建てられない可能性がある

二つ目の方法は、不用品を処分してから売却することです。一般的にはこの方法がよく使われます。

ただし、不用品の量によっては労力がかかり、一つ一つの持ち物を処分することで高額な費用が発生する場合があるため、急ぎの売却には向いていません。
しかし、不用品回収会社や片付け業者に頼むよりも、自分で片付ける方が費用を抑えられ、持ち物の分別もしやすいという利点があります。

また、元の状態に戻すことで、高い価格で売れる可能性があり、立地条件によっては需要の高い物件になることもあります。

更地にして売却する

三つ目の方法は、不用品を処分し、建物を解体してから売却する方法です。この方法は最も時間と費用、労力を要しますが、築年数が古い建物には有効です。

築年数が古い建物は資産価値が低下しやすいですが、土地にしてしまえばその影響はありません。土地だけの状態にすることで、その後の用途に合わせた建物を建てやすくなり、需要が高まる可能性があります。ただし、大量の不用品処理や更地化には時間と労力がかかるため、売却に時間がかかっても問題ない方向けです。

売却する際の手順を紹介

散らかった家を売却するには、大きく分けて三つの方法がありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。
初めて売却する際は、何から始めるべきか、大まかな流れを理解してから売却に取りかかるようにしましょう。

より高く売りたい場合はできるだけ元の状態に近づける

不用品を処分してから売却する場合、まず物件をできるだけ元の綺麗な状態に戻す作業が必要です。

散らかった物や持ち物を処分し、劣化している箇所を補修してから売りに出すと、高く売れる可能性が高まります。
また、ハウスクリーニングやキッチン、お風呂の交換、リフォームを行うことで、より需要の高い物件にすることができます。

物件の価格相場を調べる

物件を売却する際は、立地や築年数、広さなどが似た物件がどのくらいの価格で売れているかを事前に調べておくと良いでしょう。
おおよその価格相場を把握することで、どの売却方法を選ぶにしても、価格や条件が妥当かどうか判断する基準となります。

不動産会社を選び査定をしてもらう

基本的に物件を売却する際は、不動産会社を通じて依頼するのが一般的です。最初に査定を依頼して、査定価格を算出してもらいましょう。
自分で調べた価格相場と比較し、あまりにも差がある場合はその理由を知ることが重要です。
また、査定は一社だけでなく、複数の業者に依頼して比較検討することが推奨されます。

不動産買取か仲介かを選ぶ

不動産売却には主に2つの選択肢があります。不動産会社による直接買取か、一般購入者への仲介販売です。
迅速な売却を望むなら買取が、高値での売却を優先するなら仲介がおすすめです。

不用品を処分できなくても諦めない

売却前の整理や清掃は物件価値を高めますが、売主の状況によっては困難な場合もあります。
遠方に住んでいたり、時間がない場合、空き家を放置するよりも、残置物込みで買い取る不動産会社の利用も考慮に値します。

個人の事情に応じて、適切な不動産サービスを選択することが大切です。

まとめ

散らかった家の売却には主に3つの方法があります:そのまま売却、不用品処分後の売却、更地にしての売却。
各方法にはメリットとデメリットがあり、個人の状況に応じて選択します。

売却手順は、物件の状態改善、相場調査、不動産会社による査定、買取か仲介かの選択と進みます。
不用品処分が難しい場合でも、残置物ごと買い取る不動産会社の利用を検討するなど、柔軟な対応が可能です。

愛媛総合センターは、不動産に関するご相談を全て無料で対応しています。
空き家に関する相談や無料査定、相続問題など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

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