142.高く売れる物件の条件!買取に適した不動産のポイント解説

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。

売却をお考えの皆さん、特に注意して聞いていただきたい内容があります。
大筋では「不動産買取」と「仲介」が選べます。

選び方一つで、売却後の満足度は大きく変わる可能性があるんですよ。
この機会に、買取で特にメリットが大きい物件の特長について、しっかりとお伝えしようと思います。

不動産買取時のメリットとデメリット

今回は不動産買取のメリットとデメリットに焦点を当てます。仲介と比較した際の利点や注意すべき点についても説明します。

自分の物件を買取に出すべきか、それとも仲介で売るべきか、この情報を参考にして検討してみてください。

1.条件が悪くても大丈夫!安心の買取サービス

買主が見つかりにくいと思われる不動産物件でも、特定の不動産会社が買取を行う可能性は高いです。

条件が悪いと一般的に考えられがちな物件でも、そのような物件を得意とする専門の不動産会社があるため、一度専門家の意見を聞いてみてはいかがでしょうか。

高額買取が期待できるケースも少なくありません。

2.即現金化も可能!

人生で予期せぬ出来事、例えば離婚や相続が起こることは少なくありません。

そのような状況で、所有している不動産が容易には売れないと、精神的なプレッシャーはもちろん、それが将来的な生活の質にも影響を与える可能性があります。

そんな時は、不動産買取によって迅速に現金を手に入れることができます。特に、急遽資金が必要とされる場合には、このようなサービスが役立つのではないでしょうか。

3.迅速な引き渡しも可能!

通常、仲介による不動産売却では、買主が決まるまでに多数のステップがあり、それぞれに時間と労力がかかります。
更に、買主が結局見つからないという失敗もあるのです。

一方、不動産買取にはそのような心配はほとんど無く、売買契約から引き渡しまでが大幅に速いです。

4.仲介手数料は不要

一般的な不動産仲介とは異なり、買取の場合には仲介手数料を支払う必要がありません。

この仲介手数料は、数万円から数十万円といった金額になる場合が多く、
売却総額に対する割合としては小さいかもしれませんが、節約できる点としては大きなメリットです。

5.買取で仲介より安くなる

仲介よりも安い買取価格が、不動産買取において一つの大きなデメリットであります。

具体的には、市場価格の7割程度で買い取られる可能性が高く、「高く売りたい」と考えている方には不向きです。

不動産買取に適した物件とは?

不動産買取には多くの利点がありますが、実際にどのケースで買取が最適なのでしょうか。

以下では、買取が特に適している物件の特性を説明しますので、該当する方はこのオプションを検討してみてください。

1.不整形地物件

地の形状が整っていない場合、通常の市場では売却が難しい可能性が高いです。

多くの買主様は、長方形や正方形といった規則的な形状の土地を好む傾向にあります。

2.築年数が古い物件

土地と建物を一緒に売却しようと考えている方にとって、築年数が古いというのは売却を困難にする大きな要因です。

なぜなら、多くの購入者は新築や築年数が浅い物件に興味を持つ傾向にあるため、
古い住宅はその需要が著しく低いという現実が存在するからです。

3.環境と立地があまり魅力的ではない物件

学校や病院、生活するに必要な施設が周りにないといった場合、こちらも仲介で買主を見つける事が難しい傾向にあります。
やはり、生活するのに便利なところに住みたいという気持ちを持っている方は多く、また環境に関してもシビアな目で見られる方が多いからです。

4.災害警戒区域に位置する物件

日本では地震や台風など様々な自然災害が猛威をふるっていますが、ハザードマップを確認してから住宅を購入するという方がほとんどです。
ハザードマップで災害警戒区域となっている地域に関しては、要するに「災害があると被害がある可能性」を示唆しています。
よって、災害警戒区域にある地域に関しては買い手が遠のいてしまう可能性が考えられます。

5.前面道路の幅や接道&間口が狭い物件

道路の広さは物件の需要に大きく影響します。狭い前面道路や接道は、車の出入りや駐車が困難であり、対向車とのすれ違いも厄介です。

広い道路を持つ物件は、特に大きな車を持つファミリー層からよく評価される要素です。

場合によっては不動産買取の方がお得

不動産としてあまり条件が良くない物件や需要が低い物件をお持ちの方は、仲介で買主を探すよりも買取の方がてっとり早く確実な方法だと言えます。

早く売却したいという方や、今回ご紹介した条件に当てはまる方はぜひ買取を検討してみてくださいね。

まとめ

不動産買取時のメリットとデメリット

メリット

  1. 条件が悪い物件でも大丈夫:特定の不動産会社が買取を専門としているため、市場での買主が見つかりにくい物件でも安心。
  2. 即現金化可能:急な生活の変化や緊急の資金調達が必要な場合、迅速に現金を手に入れられる。
  3. 迅速な引き渡し:買主を探す手間や時間がかからず、売買契約から引き渡しまでがスムーズ。
  4. 仲介手数料不要:買取の場合、仲介手数料が発生しないため、コスト削減が可能。

デメリット

  1. 買取価格が低い:一般的に市場価格よりも7割程度で買い取られる可能性が高い。

仲介との比較

  • 買取は迅速で確実、但し価格は低め。
  • 仲介は高額販売が狙えるが、手間と時間がかかり、また買主が見つからないリスクも。

不動産を売る際には、これらのポイントを考慮して最適な選択を行いましょう。

不動産買取に適した物件とは?

適した物件の特点

  1. 不整形地物件:通常の市場では売却が難しいが、買取なら可能。
  2. 築年数が古い物件:新築や築年数が浅い物件に興味を持つ購入者が多いため、築年数が古い物件は買取が適している。
  3. 環境と立地が魅力的でない:学校や病院など、生活に必要な施設が周りにない場合は、買取が有用。
  4. 災害警戒区域に位置する物件:災害リスクが高く、一般の買主が敬遠する場合でも買取が選択肢になる。
  5. 前面道路の幅や接道&間口が狭い:狭い道路は生活利便性が低く、一般の買主からは敬遠されがちだが、買取であれば問題ない。

不動産買取の方がお得の場合とは?

不動産買取は特定の条件や状況で、通常の市場での売却が困難な物件に対して非常に有用な選択肢です。

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