165.新居浜の家を相続し賃貸運用を考えたが、難しいので売却したい。

【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:S・R様
■年代:50代
■ご職業:会社員
■お住まいの地域:県外
■ご相談の地域:新居浜市
■売却理由:相続
■お問合せ方法:来店
【ご相談内容】
数年前に亡くなった祖母の家を相続しました。賃貸運用を考えましたが、修繕費用が高額になるため、賃貸の計画を諦めました。
できれば現状のまま売却したいと思っています。町の中心部に近く需要はあるものの、建物の老朽化が進んでいるため印象が悪いかもしれないと心配です。自宅から遠いため、管理も十分にできていません。
荷物は私が撤去しますので、販売のサポートをお願いできないでしょうか?
損を出さずに早めに処分したいです。
【ご提案した解決策】
直接お店に来ていただき、ご相談を受けました。後日、現地を一緒に確認することになり、相続された家に伺いました。空家期間が2年ほどあり、建物の劣化が見られましたが、解体せずに販売できると提案しました。築40年経過しているため、査定では建物の価格を算出できませんでしたが、立地条件が良く賃貸需要が高いエリアなので、投資目的の購入者がいるかもしれないと考えました。そこで、相場より価格を下げ、現状のまま引き渡す条件で販売し、集客を見込む計画を提案しました。売りに出すと、狙い通り注目され、広告開始から2か月ほどで現状のまま購入してくれる方が見つかりました。
【担当営業として大切にした要点】
人によって価値が感じられない物でも、別の人には魅力的に見える可能性があることを大切にしています。
一方向の視点に固執せず、視野を広げて様々な角度から検討することで、解決策が見つかる問題もあると考えます。