買取を検討すべき3パターン

114 買取のメリットとデメリット

ここまでに買取のメリットとデメリットを整理してきました

では実際に買取を依頼するのは、どのようなケースが多いのでしょうか?

よくあるケース

1.買い換え(現住居を売却→新居を購入)

2.至急現金化しなければならない

3.周囲に知られず売却したい

1.買い換え(現住居を売却→新居を購入)

3パターンのなかで、もっとも多いケースです。

不動産の売却はある程度の目標期間は設けるものの、実際にいつ売れるかという予測は非常に難しいものです。

特にお買い換えとなると、売却と購入のタイミング合わせる必要があり難易度は跳ね上がります。

その為、最も多い進め方が「一般の方向けに売却活動をしながら、購入物件を探す」という並行型です。

しかし、この場合で先に買いたい物件が見つかってしまい、売却に期限ができてしまうことがあります。

このような場合に、買取が有効なのです。

2.至急現金化しなければならない

前回も簡単に触れていますが、買取業者は良い物件を仕入れる為に、日頃から資金繰りを行っています。

というのも、買取業者は近年爆発的に増加しています。

しかし買取案件の数は限られているため、買取業者各社は他社に先駆けいち早く物件を取得するべく奔走しているのです。

また、買取業者としては「早く仕入れて早く売る」というのが最も収益性の高い動きとなります。

そういったところもあり、買取業者はスピーディーな取引を望んでおり、即現金化を希望する売主様との相性は良いと言えます。

3.周囲に知られず売却したい

以前もお話した通り、買取案件であれば取引完了まで、売主様以外の物件への出入りは最低限に抑えることが可能です。

また、通常の物件と異なり、買主様を探すために広告をする必要がありませんので、チラシやWebサイトなどの広告媒体から売却活動が露見する恐れもないのです。

買取は、「なるべく高く売却したい」という方には推奨できません。

しかし、状況によっては特殊なメリットを享受することが可能です。

もしもこのメールにかかれた3つのパターン、いずれかに共通点がある場合は買取案件も一考の価値があるかもしれません。

とはいえ、何が最適かは状況によって変わってまいります。

ご相談いただけましたら最適な売却プランを検討させて頂きますので、お気軽にお申し付けくださいませ。

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