071.住宅ローン支払いでピンチ!任意売却or競売の可能性。
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:N.I 様
■年代:50代
■ご職業:会社員
■お住まいの地域: 新居浜市
■ご相談の地域: 新居浜市
■売却理由:ご返済関連
■お問合せ方法:ネット
【ご相談内容】
約20年前に住宅ローンを組んで、新築戸建てを購入いたしました。最初は快適な生活を送っていましたが、コロナの影響で仕事が安定しなくなり、住宅ローンの支払いに滞り始め、何回か繰り返していたら、銀行から全額返済の通知が届き、このままでは任意売却か最悪、競売になるとの事でしたが、何か有効な解決策はあるでしょうか?
【ご提案した解決策】
今回は、競売よりも手元にお金が残る効果的な提案として、任意売却をお伝えしました。弊社で査定を行った結果、売却代金で住宅ローンの残債や滞納の支払いに十分対応できる状況でした。また売主様が銀行からの通知が届いた段階で早急に行動され、競売の決定通知がまだ来ていないため、通常の不動産売買(仲介)で販売を進める時間的余裕もございます。その結果、需要の高い地域で迅速に買手が見つかり、売却代金で住宅ローンの完済が実現しました。このおかげで、ご相談者様は安心して賃貸住宅へお引越しいただけました。
【任意売却】とは、住宅ローンの返済が難しくなった場合に、金融機関と合意を得て売却を行う方法となります。
任意売却は、競売に比べて手数料や手続きの費用が少なく、自らが価格を決定できる点が特徴です。銀行と交渉し、売却代金でローンの完済が可能な場合、追加の借金を背負う必要がありません。また、競売と違って自らのペースで売却を進めることができるため、余裕を持って新たな住まいを見つけることができます。しかしながら、任意売却にも注意点があります。銀行との交渉が必要であるため、手続きには時間がかかることがあります。さらに、売却代金がローン残債をカバーしない場合は、差額を自己負担しなければならないこともあります。もし住宅ローンの返済に困難を感じている場合は、早めに銀行や専門家に相談し、任意売却の可能性を検討することが重要です。専門家のアドバイスを仰ぎながら、自分に合った最適な選択をすることで、将来の負担を軽減し、新たなスタートを切ることができます。
【担当営業として大切にした要点】
大切な資産を失うことになってしまいましたので、手残りを最大限に確保できるよう、販売活動に全力を注ぎ込ませていただきました。弊社では、債権回収会社との連絡も多く、担当者とのスムーズなコミュニケーションが可能となっております。相談が難しい状況かもしれませんが、滞納が長引くとその期間も利息がかかり、支払い金額が膨らんでしまいます。住宅ローンの返済にお困りの方は、ぜひお早めのご相談をお待ちしております。