理想の家探しを楽しむ

065 「理想の家」に求めるモノは何かを考える

様々な本や、専門家の書く記事で勉強していくと「どの程度の家にするべきか」といった現実的な視点から考えがちです。
こういった冷静な視点はもちろん大切なのですが、せっかくのマイホーム選びですから、楽しむ気持ちは大切にして頂きたい。
まずは理想を膨らませて、それから現実的な視点で見直すという流れの方が、住んだ後も自分の希望と齟齬が出にくいと思います。

既に明確にあればそれを大事にして頂いて、漠然としている方は、今から私共がお客様から聞くことの多いポイントを列挙してみるので、当てはまるものがあればメモしてみて頂けますと幸いです。

【場所】「○○の近く」
勤め先(自分・配偶者)、実家(自分・配偶者)、中心部、好きな街、自然の多い環境、海、山、閑静な環境、賑やかな環境、繁華街、使いたい路線、等々…

【目的】
仕事のしやすさ、趣味、プライベートの充実、子育て、子どもの教育、時短、快適な通勤、奥様重視、お子様重視、間取り等設計にもこだわりたい、将来の不安に備えたい、自慢できる家、等々…

【欲しいもの】
収納、納戸、ウォークインクローゼット、シューズインクローゼット、充実のキッチン設備、広いお風呂、書斎、ガレージ、庭、テラス、ルーフバルコニー、眺望、日当たり、セキュリティ、仕事場としての機能(事務所・店舗・スタジオ等)、等々…

いかがでしょうか?
当てはまるものが見つかりましたらその中で優先順位をつけて頂いて、ご家族皆様でも見せ合ったり意見を出し合ったりして頂けるとより「理想」のかたちが見えてくると思います。

さて、ここで少しプロ目線でお伝えしておきたいことがあります。
この作業が上手な人ほど「今現在の理想」に辿りつきやすいです。
それはとても大切なものなのですが、実際のマイホームは長年をそこで過ごすことになりますし、様々なライフスタイルの変化が想定されます。
ですので、一旦「理想の家」の見えてきましたら、次の段階としては「10年後」「20年後」「30年後」についてもざっくりとで構いませんので考えてみてください。
まだわからないことが多すぎて中々難しいかもしれませんが、大雑把にでも将来を見据えておくことは物件探しにおいて非常に有用な作業です。
ぜひ一度お試しくださいませ。

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