143.ペットを飼っていた家でも高額売却!知らなきゃ損するポイントとは〜パート1

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です。

ペットを飼っているからといって家の売却価格が下がると心配する方もいますが、一概には言えません。
ただし、注意すべきポイントは存在します。

本文では、どのような場合にペットが価格に影響するのか、そしてその対策について詳しく解説します。

ペットを飼っていたとしても、売却額に大きな影響はない場合も!?

ペットを飼っていること自体が査定額に必ずしも影響を与えるわけではありません。
物件の状態が最も重要であり、それが評価に反映されます。

例えば、修繕がちゃんとされているか、清潔感が感じられるかなどが大きなポイントです。これらが問題なければ、査定には大きな影響がありません。

一方で、物件状態が悪いと査定額にマイナスな影響が出ることもあります。それでは、どのような状態が不利なのか、詳しく見ていきましょう。

ペットを飼っていると不利に働く場合とは?

ペット飼育が不動産の価値を下げる要因には、どんなポイントがあるのでしょうか。

1.染み付いたペットの臭い

ペットを飼っていると、その匂いが室内に広がることは避けられません。

ペットの飼い主はその匂いに慣れているため、意識することが少ないかもしれませんが、ペットを飼っていない人々はその匂いを敏感に感じることが多いです。
犬や猫の匂いは、家具やカーテン、壁紙にも染みつくことがあるので、注意が必要です。

2.爪による引っかき傷

ペットを自由に室内で遊ばせている場合、床や壁紙に爪による傷が増える傾向があります。このような傷は通常の使用による劣化とは一線を画し、目立ちます。

壁やドア、障子やふすまの破損がある場合は、売却前に修復を行うことが推奨されます。

3.ノミやダニなどの発生

ペットを室内で飼う場合、ノミやダニが発生するリスクが高くなります。
特に床材がカーペットの物件では、ノミやダニの駆除作業が不可避となります。

購入希望者が小さなお子様を持っている家庭であれば、ハウスダストも大きな懸念材料です。
その上で、ペットの抜け毛が床に落ちている状態は、内覧者にとって好ましくない印象を与えかねません。

4.抜け毛による排水管関係の詰まり

ペットを飼っている場合、特にお風呂でのシャンプーやベランダでのブラッシングが、排水管の詰まりの原因となる可能性があります。

このような問題は表面的には見えにくいため、買主がすぐに気付くことは少ないかもしれません。

しかし、購入後に排水管が詰まるというトラブルは避けたい問題であり、購入を検討中の人々が懸念する可能性が高いです。

まとめ

多くの人が家を売却する際に気にする点として、ペットを飼っていた場合の査定額があるでしょう。

しかし、実際にはペットを飼っていたからといって、自動的に査定額が下がるわけではないのです。
評価が下がる主な理由は、物件に生じた傷や臭いなどのダメージです。購入を考えている人たちは、当然ながら物件の状態に大きな重視を置きます。

そのため、売却する際にはこれらのマイナス要因に十分な配慮と対策が必要です。

次回は、ペットを飼っていた家でも高く売却するための具体的な方法とアドバイスを提供します。

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