164.荷物がたくさん残っている空き家を解体せずに売る方法はありますか。
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:N・Y様
■年代:70代
■ご職業:年金受給者
■お住まいの地域:西条市
■ご相談の地域:西条市
■売却理由:お住み替え
■お問合せ方法:来店
【ご相談内容】
弊社のチラシを見た息子さんからお電話をいただきました。母が施設に入ることになり、それまで住んでいた実家を売却したいと考えています。築60年が経過した建物で、内装もあまり良くないのですが、母の希望もあり、何とか解体せずに売れないでしょうか。また、荷物が多く残っており、自分一人では片付けきれないため、業者さんを紹介していただきたいです。さらに、売却にかかる費用も教えていただきたいです。
【ご提案した解決策】
現地を訪問し、売主様の立会いのもと査定を行いました。リビングや各部屋、キッチン、お風呂などを拝見しましたが、事前のお話通り荷物が多い印象でした。立地は岩見沢でも中心部から離れていたため、買主様が見つかりにくい状況でしたが、近隣の方にも声をかけたところ、購入者が決まりました。ちょうど隣地にお住まいの方が引越しを考えており、こちらの家に住み替えたいとお話がまとまりました。価格は相場よりも低くなりましたが、売買が成立しました。売主様と買主様は旧知の間柄だったため、契約後に荷物撤去の猶予期間を設けるなど、融通をきかせてスケジュールに無理なく円満に取引が完了しました。
【担当営業として大切にした要点】
荷物が多く残っていると、買主様に悪い印象を与える場合があります。物件の引渡しまでに荷物を撤去するのが通常ですが、広告前に撤去することで、より魅力的に物件を売り出すことができます。今回は荷物が予想以上に多かったため、まず近隣の方に声をかける方が効果的だと考えご提案しました。