112.相続した家の売却:進め方とは?
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:N・Y様
■年代:50代
■ご職業:会社員
■お住まいの地域:西条市
■ご相談の地域: 西条市
■売却理由:相続
■お問合せ方法:飛び込み来店
【ご相談内容】
先日、父が亡くなり、使わない家を相続しました。裏の雑草が近隣に迷惑をかけており、急いで売却したいと思います。
解体にはコストがかかるため、現状のまま売りたいのです。友人が御社の買取サービスを勧めてくれましたが、迅速な取引を希望しています。
利益よりも早い処理を優先したいので、手続きが簡単な方法があれば教えてください。
【ご提案した解決策】
お客様が友人の紹介で当社に連絡を取ってくださいました。買取の可能性を見極めるため、迅速に訪問査定を行い、物件を確認しました。
屋根の形状からの落雪のリスクと40年の築年数を踏まえ、当初は買取を難しいと判断しましたが、夏の時期であり室内の状態が良かったため、最終的には買取提案を行うことになりました。
お客様には仲介売却と直接買取の両方を提案し、それぞれのメリットとデメリットをご説明しました。
仲介の場合は利益が高くなる可能性がありますが、買取の場合は希望時期に売却が可能で、面倒な作業も当社が担当することをご案内しました。
【担当営業として大切にした要点】
当社による直接買取を選ぶ際、仲介を通した場合よりも金額が低くなることをお客様に説明し、了承を得ました。
この理由は、当社が買取後の物件の再販売や賃貸に際し、必要な修繕費用のリスクを負うからです。
さらに、売却に関する最終決定は売主様が行うことを尊重し、その点を明確にしました。