089.数年間放置の実家の売却について

【お客様の背景】

■売買の別:売却
■氏名:A・Y様
■年代:50代
■ご職業:公務員

■お住まいの地域: 今治市
■ご相談の地域: 今治市
■売却理由:相続
■お問合せ方法:ネット

【ご相談内容】

就職後、今治のご実家を離れ、将来的には戻る予定がないお客様からの相談で、
ご両親が他界し、ご実家は数年間にわたり空き家のままでした。

今年になり、雑草が一面を覆い尽くし、雨漏りもしております。
さらに、ご近所の方々からも雑草の問題について連絡があり、

帰省中に売却についてお話をいただきました。

【ご提案した解決策】

当社は広告を出し、一般の購入者を見つけるための販売仲介を提案しました。

例年、夏には同様の相談があり、雑草の影響で空き家が大きな損傷を受けることがよくあります。
今回のケースのように、雨漏りがなければ住宅が売れる可能性が高かったかもしれませんが、
雨漏りのせいで資産価値が大幅に下がってしまいました。

家の中が水浸しで、天井が崩れ落ち、カビが生えている場合、購入者にリフォーム提案をすることも難しくなります。
今回の相談の住宅について、相場よりも大幅に価格を下げることに同意いただきました。

また、中古住宅と古い土地(現状のままで引き渡し、解体工事なしの条件)の広告を同時に行い、なんとか売却に成功しました。

【担当営業として大切にした要点】

空き家の状態を良好に保つには、まずは放置しないことが重要ですが、地方では管理がおろそかにされているケースが数多く存在しています。

事故が発生する前に売却を検討していただくのが理想的ですが、現実的には所有者が遠方に住んでいたり多忙だったりすることがあり、なかなかそれが実現しません。
私自身も子供の世話や忙しい仕事に追われることを経験しており、日々の生活が忙しいことを理解しています。

日常生活の中で空き家の管理がおろそかになってしまうお客様も多く、その際には長期間の放置がもたらすリスクなどをお伝えし、
できる限り早期に売却活動を始めていただけるようご提案しています。

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