122.「同じ」vs「別」住み替えするならどっち?
こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です
現在住んでいる家を売却して、新居を購入し引っ越す「住み替え」。
旧居の「売却」と新居の「購入」はそれぞれ不動産会社へ依頼して進めると思うのですが、売却・購入とも同じ不動産会社へ依頼することをおすすめします。
なぜなら、その方がスケジュールの管理や資金計画をスムーズに進められるからです。
住み替えは同じ不動産会社がおすすめ!理由やメリット・デメリットは
住み替えでは多くの場合で、旧居の売却金を新居の購入費用の一部にあてる、または住み替えローンを利用して新居を購入します。
そのためには旧居売却と新居購入のタイミングを合わせる必要があるのです。
同じ不動産会社であれば、資金計画や住宅ローンの手続き、必要書類の提出といった手続き先も一つになるため手間を減らせるというメリットもありますね。
また、旧居の売却金を新居購入の費用にあてるためには、新居購入までに確実に旧居の売却先を見つけなくてはいけませんが、売買は相手がいるものですから、必ず期限内に見つけられるとは限りません。
そのような場合に備え「買取保証」を付ける場合も、同じ不動産会社に依頼した方が売却期限や価格を管理しやすいのです。
※買取保証とは
あらかじめ設定した期限内で不動産を売却できなかった場合に、不動産会社が直接買い取ってくれるサービス。
買取価格は一般的な売却相場の7割程度になることが多いです。
すべての不動産会社で行っているわけではないので、買取保証のサービスがあるか必ず確認しましょう。
また、同じ不動産会社に依頼すると、仲介手数料の交渉がしやすいというメリットもあります。
住み替えでは「売却」「購入」の2つの取引を行うので、不動産仲介手数料もそれぞれの取引に対して発生します。
仲介手数料について法律で定められているのは上限だけで、下限についての決まりはありません。
2つの取引を同時に依頼したということで、仲介手数料の値引きについても交渉しやすくなるでしょう。
住み替えを同じ不動産会社に依頼するデメリットはある?
不動産会社によって、扱う物件やエリアの得意不得意があります。
とくに売却・購入でエリアが異なる場合、ひとつの不動産会社が両方のエリアとも得意とは限りません。
離れているエリアでは情報や顧客、実績が少ないということも考えられます。
その場合は、売却は売却物件があるエリアの不動産会社へ、購入は購入物件があるエリアの不動産会社へそれぞれ任せた方が良いこともあるでしょう。
住み替えが同じ不動産会社でなくても良いケースとは?
売却と購入の時期がずれていたり、期間が空いていたりする場合は、同じ不動産会社を選ばなくても大きな問題はありません。
具体的には以下のようなケースです。
- 新居を購入・引越しをしたあとに、旧居をゆっくり売却する
- 賃貸や実家などの仮住まいに住んで、旧居をゆっくり売却する
旧居の売却について具体的な期限がない、旧居の売却金を新居購入資金にあてないといった場合には、売却・購入のタイミングを合わせる必要がないので、それぞれ別の不動産会社に依頼しても問題はないでしょう。
まとめ
●オススメの住み替え(売却・購入)は、同じ不動産会社
同じ不動産会社に住み替え依頼をする事で「ケジュール管理・資金計画」をスムーズに進めれます。
理由として上げられるのは、
①「売却」「購入」のタイミングを合わせるため
②「住宅ローンの手続き」「必要書類の準備・提出」手続き先が同じで済むため
③「売却・購入を同時に依頼」することで、仲介手数料の値引きにつながるかも!?
※売却物件と購入物件のエリアが離れている場合、一つの不動産会社がどちらのエリアも得意とは限りません。
●住み替えで同じ不動産会社でなくても良いケースとは?
「新居に引っ越したあとでゆっくり売却する」など、売却と購入の時期がずれている場合は、同じ不動産会社に依頼しなくても大きな問題はないでしょう。