155.借家を売却して現金化することは可能でしょうか?
【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:H・M様
■年代:70代
■ご職業:年金受給者
■お住まいの地域:西条市
■ご相談の地域:今治市
■売却理由:資産処分
■お問合せ方法:ご紹介
【ご相談内容】
以前に相続した住宅を月額6万円で貸しています。年齢のこともあり、物件の管理や借家人とのやりとりが大変になってきたので、売却を考えていますが、可能でしょうか。
また、入居中の借家人に退去してもらう必要はありますか。トラブルなくスムーズに手放す方法を教えてください。
【ご提案した解決策】
オーナーチェンジ物件(投資用不動産)としての販売も検討しましたが、通常の仲介査定価格を算出し、まずは現在の借家人に購入の意思を確認しました。
お話ししたところ、借家人はその住宅を気に入っており、住宅ローンが組めるなら購入したいと希望していました。
売主様に伝えたところ、その方が購入してくれるなら一番良いので、手続きを進めてほしいと喜ばれました。
借家人には住宅ローンのアドバイスを行い、無事に借り入れできたため、そのままご購入いただきました。。
【担当営業として大切にした要点】
オーナーチェンジ物件(借家人をそのままにして投資用不動産として)での販売も可能ですが、
その場合は家賃収益に基づく利回りを基準に査定額を算出するため、一般的には取引価格が低くなります。
今回は借家人がそのまま購入してくださったため、取引もスムーズに進み、売主様と買主様の両方に大変喜んでいただけました。