人には言えない「新築の魔法」

038 「新築」という響きは心踊るキーワード。

実際に見学に行きますと新築特有の雰囲気や、新品の内装ならではの匂いに高揚せずにはいられません。
ネットのフリーマーケットアプリの普及で、若年層を中心に中古品への抵抗はかなり薄れてきているものの、住宅市場においては未だに新築人気は根強いものです。
今回はこの「新築」にフォーカスしてお話できればと思います。

さて、そもそもの大前提として「新築」は良いものです。
やはり誰も使っていない新品が自分のマイホームとなる達成感と言いますか、気分が良い新生活のスタートになるのは間違いがないと思います。
ただ、「新築の良さ」については新築販売の営業さんから頂けるパンフレットに沢山書かれておりますので、ここではあえて書かれることの少ない注意点を中心にお伝えさせて頂きます。

まず、新築をご覧になる時は「小さな違和感」を大切にしてください。
しつこいようですが新築は魅力的です。
これは良くも悪くもそうだと言えます。
「ちょっとここは気になるな・・・」という些細な違和感があっても、「でもなんとかなる!」と妥協してしまえる程に魅力的なのです。
この違和感がほんとうに些細なことであれば、住んだ後も満足度の方が高い生活が手に入ると思います。
ただ、もしかしたら後から思い返すとそうではないかもしれません。
この判断は中々難しいものですが、違和感を感じた時にこれからお伝えする二つの質問をご自身にしてみるといいかもしれません。

「その違和感は、毎日続いても大丈夫か?」
「その違和感は、仮にその物件が中古だったとしても許容できるか?」

違和感はいろいろあると思います。

「ちょっと坂道がきついな」
「ちょっと狭いかも」
「リビングが少し暗いかな」

こういった違和感が全くない物件というのは予算内では中々見つかりにくいので多少は許容しなければなりませんが、先ほどお伝えした質問をして頂くことで「新築マジック」による「こんなはずじゃなかった!」はかなり防げるようになると思います。

少し話は変わりますが、私は新築を買うときこそ周辺の中古物件との比較は大切な作業になると考えています。
なぜなら、「新築」は一度住めば「中古」になり、売却時には必ず中古市場で勝負をしなければならないからです。
新築が中古になるとほぼ間違いなく値段は下がります。
その下落幅がどの程度になりそうなのか、周辺の中古市場を知っておけばある程度の予測をたてることができます。

違和感について自問自答し、
中古とも比較して、
「でもなんとかなる!」と納得できましたら、その新築物件はきっと素敵な物件なのではないでしょうか。
検討テクニックの一つですが、よろしければご活用ください。

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