108.家を売るときリフォームする?リフォームしないで売るのはアリ?
こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です
「家を売るときはきれいにリフォームしてからの方が高く売れるのでは?」
そう思う方が多いかもしれませんが、売却前のリフォームはちょっと待った!
無理にリフォームする必要がない場合もあるのです。
今回は家を売る前のリフォームの必要性についてのお話です。
家はリフォームして売る?リフォームしないで売る?
リフォームが必要な場合や箇所、不要なケースなどをご紹介します。
家はほとんどのケースでリフォームしないで売る方が良いってホント?
「家を売る前にキレイにリフォームしたほうがいい?」
いいえ、売却前のリフォームは不要なケースがほとんどです。
実は近年中古住宅の購入を検討している方は、購入後自分好みにリノベーションする前提であることがほとんど。
現オーナーが行った売却前のリフォーム内容が、買い手の希望に沿うとは限らないので、しっかりリフォームしたのになかなか売れない場合すらあるのです。
また売却前にリフォームを行うと、リフォーム代を売却代金に上乗せしたくなるのが売り主の心情です。
しかし、リフォーム前提で物件を探している買い主にとっては、自分の希望に合わないリフォームが施され、その分価格が相場より高くなっている物件は買いづらいです。
それならリフォーム前の住宅を安く買い、その分の費用で自分好みにリフォームをしたいと考える方が多いのです。
ただし、リフォームしなくても良いと言いながらも、明かな傷や汚れの修繕は必要です!
- 結露による黒カビや破れのある壁紙の補修、張替え
- フローリングの傷や汚れの補修
- 壊れた建具や設備の修繕
こういった修繕や修理などは行うようにしましょうね。
リフォーム代は売主負担。必要性とタイミングは不動産会社へ相談を
リフォームにかかる費用はもちろん売り主の負担です。
査定後にリフォームを行ったとしても査定金額への上乗せは難しいので、リフォームを行う場合は査定前に行うようにしましょう。
ただし築年数が長く経過しているマンションや一戸建ての場合、リフォームで物件の価値を引き上げることは難しく、査定額への影響もないことがほとんど。
古い物件では特に水回りや壁紙などは売却後にリノベーションをすることが前提での取引となりますので、傷みがあっても査定額があまり変わらないことが多いのです。
リフォームで結構な費用をかけたけれど思っていた金額で売れなかった!なんてことがないように、リフォームの必要性や箇所、内容、タイミングなどについては、査定や売却を依頼する不動産会社へ相談することをおすすめします。
家をリフォームしないで売る。高く売るためのポイントは?
不動産を高く売るためにおすすめなのは「ハウスクリーニング」です。
ハウスクリーニングは物件の価値を上げるわけではないので査定額には直接影響しませんが、購入希望者が内覧に来た際の印象をアップさせ、購入決定の背中を押すことができますよ。
重点的にクリーニングしたいのはキッチンやトイレ、浴室、洗面所などの水回り。
水回りは生活感が出やすく、汚れやすく劣化しやすいため、しっかりとしたクリーニングを行えば印象アップを図りやすい箇所です。
また、内覧者も厳しくチェックする部分でもあります。
水回りに清潔感があると「キレイに暮らしていたんだな」と、売却につながる可能性がぐっとアップします。
ハウスクリーニングはリフォームに比べて少ない費用で行うことができるので、効果を考えるととてもオススメ!
水回りだけでも業者を利用してクリーニングを行うと、見違えるようにキレイになりますよ。
まとめ
- 家を売る前に大規模リフォームは不要なケースがほとんど。中古物件を探している人は購入後に自分好みにリノベーションしようと思っている方が多くいます。リフォーム代を売価に上乗せして価格を上げてしまうと逆に売れにくくなる可能性があります。リフォームをするなら壁紙や床の汚れや傷、建具や設備の破損、故障などについて補修、修繕、修理する程度でOKです。
- 古い物件の取引の多くは売却後にリフォームすることが前提です。査定前にリフォームをしても査定額に影響はありません。リフォーム代は売り主負担となるので、リフォームが必要か、必要とすればどの部分かなど不動産会社へ相談してから行うと良いでしょう。
- リフォームしないで売る場合でも室内をキレイに清掃するハウスクリーニングはするべき!リフォームよりも少ない費用ででき、内覧者の印象をアップさせることができますよ。特にキッチンやトイレ、バスルーム、洗面所などの水回りを念入りに。ハウスクリーニング業者に依頼するのもおすすめです。
住み替えの相談や無料査定、相続問題などどんなことでお気軽にご相談ください!