036.家の売却には内覧が重要!居住中でも高く査定されやすい内覧のポイント

こんにちは!
イエステーション愛媛総合センター| 今治店の川又です

家の売却では内覧が重要です。
住んでいる状態で売却活動をされている方が、まだ居住中の家に内覧客が来るのはちょっと緊張するかもしれませんが避けては通れません!

今回は居住中の家の内覧を実施する際のお話です。
居住中の内覧だからこそのメリットや気を付けたいポイント、内覧時の注意点などをご紹介します。

売却時に住みながら内覧を行うメリットって何?

内覧とは、物件の購入希望者が実際に家の中を確認すること。
広告だけでは判断できない実際の間取りや広さ、部屋の状態、日当たりなどを確認でき、購入の判断材料の中でも大きなものになります。

特に中古住宅は物件の劣化状態なども実際に見て判断したいと思う方がほとんどですので、居住中物件だとしても売却活動の中でも内覧は避けては通れないステップです。

居住中の家を内覧されるのはちょっと恥ずかしいですよね。
しかし、居住中の物件には家具などがある分、購入後の生活をイメージしやすいというメリットがあります。

内覧に訪れる方は、立地や価格、広告で確認した間取りなど、すでに一定以上希望条件に当てはまっているものの、その理想が合っているか確認したいと考えています。

内覧で購入後の暮らしを好意的にイメージしてもらえれば、決断の強い後押しになりますよ!

内覧のために整理整頓や不用品処分をすることで、引っ越しの際の荷物を減らせるというのも隠れたメリットです。

家の内覧、見学者はココを見る!居住中だからこその注意点も

見学者は内覧でこんなポイントをチェックします。

■希望の間取りかどうか
■各部屋の広さや導線
■キッチンや風呂、トイレなどの水回り
■収納の数や広さ
■玄関の広さや段差、収納
■バルコニーや庭の広さ
■日当たり
■部屋や設備の汚れ、劣化具合、清潔さ

部屋の間取りや広さを確認するのはもちろんですが、居住中物件とはつまり中古物件ですから、内覧者は壁紙、床、設備などの汚れや劣化具合もチェックしています。

居住中物件の内覧で大切なのは、部屋を明るく・広く・清潔に見せることです。
そのためには整理整頓、不用品は捨て部屋の中を広く見せ、しっかりと掃除をしてきれいにしましょう。

明るく見えるように電球は点灯させ照明の汚れも落としておきます。故障している設備や床、壁などに傷があるなら補修やリフォームをしておくようにしましょう。

キッチンやトイレ、お風呂、洗面台などの水回りは特に清潔さがチェックされますので、ハウスクリーニングなどを依頼して徹底的に掃除するのも一つの方法です。

また、居住中物件ならではの注意点は「臭い」です。
家の臭いは住んでいる人たちは意外と気づかないものです。

内覧者が来る前には窓を開けて換気をし、カーテンやソファなどの布製品には消臭スプレーをしておきましょう。
タバコを吸う人や部活・スポーツで汚れや汗が日常的に気になる人、ペットを飼っている場合も臭いは要注意ですよ!

内覧後に契約につながらなかった場合は

「ニコニコで内覧していたのに契約にならなかった」ということもあるでしょう。
間取りや広さなどの物件条件は変えようがないので、部屋の明るさや整理整頓、、清掃、臭いなどを見直してみましょう。

内覧に同席した売主があまりに積極的にアピールをするのも、押し売りのようにとられてマイナス印象になる場合があります。
質問に答えるのは良いですが、付きっきりで案内したり聞かれてもいないことをアピールしすぎたりしないように気を付けましょう。

内覧から契約につながらなくても不動産会社を通してダメだっだ理由を聞いて対応をし、次回の内覧に備えましょう。

媒介(特に専任媒介)は、取扱いできる不動産会社を絞ることで優先して購入希望者へ紹介してくれる可能性が高まります。

住みながらの内覧時、気を付けておきたいこと

居住中の内覧では、生活中のプライベートスペースに他人を招き入れることになります。
また、不動産会社の方針によっては、内覧時に売却予定者は立会いをしないことも珍しくありません。
どうしても見せたくない場所や収納などがある場合は、事前に不動産会社へ相談するようにしましょう。

貴重品やセキュリティに関するものなども見えない場所、見せない収納・カギのかかる箇所によけておくと良いです。
部屋の全てを必ず見せなくてはいけないということではないので安心して下さいね。

立会いをする際に小さい子供がいるであれば、内覧時には親戚に預けたり、ご家族が外に連れ出しておくと、内覧者に落ち着いて内覧してもらうことができるでしょう。

まとめ

  • 内覧は家を買う際の大きな判断材料です。現在居住中の家を見られるのは少し恥ずかしいかもしれませんが、家具などがある分、購入後の暮らしをイメージしやすく、好印象となれば購入決定の力強い後押しになります。内覧に向けて家を整理整頓して不用品を処分すれば、引っ越し時の荷物も少なくなります。
  • 内覧では間取りや広さ、水回り、玄関、バルコニーなどの各部屋はもちろん、床、天井、壁、設備の汚れや劣化具合もチェックされています。居住中物件の内覧を成功させるポイントは部屋を「明るく」「広く」「清潔に」見せること。各部屋の電球をつけて明るく、不用品を捨てて整理整頓をして広く、しっかりと掃除をして清潔にしておきましょう。水回りなど部分的にハウスクリーニングを利用するのもオススメ。住んでいる人は意外と気づかない「臭い」対策も必要です。
  • 居住中物件の内覧は、まさに生活中の家に他人を招き入れることになります。貴重品やセキュリティに関するものは見られないように注意しましょう。見せたくない部屋や場所がある場合は事前に不動産会社に相談しておくと安心です。小さいお子さんがいる場合は家族と一緒に外出しておくと、落ち着いて内覧してもらえるでしょう。

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