245.新居浜にある家を相続する見込みです。売却にあたっての注意点を理解しておきたい。

【お客様の背景】

■売買の別:売却
■氏名:K・K様
■年代:50代
■ご職業:会社員

■お住まいの地域:新居浜市
■ご相談の地域:新居浜市
■売却理由:資産処分
■お問合せ方法:インターネット

【ご相談内容】

父が高齢で体調が優れないため、近々入院する予定です。その場合、戻る可能性も低くなることから、最終的には父が住んでいる家を売却することになるかもしれません。父にとって大切な家なので、すぐに手放すつもりはありませんが、相続でトラブルが起きることもよく耳にするため、今のうちにできることを進めておこうと思い、問い合わせました。今何か準備しておくべきことはありますか?

【ご提案した解決策】

まずは訪問査定を行い、現在の住宅の価値を算出しました。すぐに売り出す場合、成約までの期間が長引く可能性があり、お父様の病状によっては売却が難しくなるリスクがあることを説明しました。このリスクを回避するためには、短期間で売却できる金額での販売活動を開始するか、まずは生前贈与の形でご家族の方に所有権を移転し、将来的な売却活動の準備をする選択肢があることをご提案いたしました。ただし、税金の面では、一般的に贈与税の方が相続税よりも高くなることが多いため、その点には注意が必要です。

【担当営業として大切にした要点】

今回、不動産売却に関する問題として多く見られる「意思決定能力」や「相続人との関係性」に関するトラブルが発生する前にご相談いただけたことで、さまざまな選択肢を持つことができました。思い出深い住宅の売却は体力を要する作業です。不動産の専門家として、売主様の負担を少しでも軽減できるようご提案させていただきました。

相続後のご売却

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