214.西条の住まいを売り、松山の実家に帰って親との同居を望んでいる。

【お客様の背景】
■売買の別:売却
■氏名:R・M様
■年代:60代
■ご職業:年金受給者
■お住まいの地域:松山市
■ご相談の地域:西条市
■売却理由:お住み替え
■お問合せ方法:来店
【ご相談内容】
昨年、夫を亡くし、子供と二人で一戸建てに暮らしています。子供の勤務先が松山方面なので、家を売却して松山の実家に戻るつもりです。夫が亡くなってから相続手続きを進めておらず、住宅の名義変更も済んでいないのですが、売却に支障はないでしょうか。また、冬が来る前に住み替えたいのですが、その際の売却中の管理はどうすれば良いのでしょうか。引越し後の管理が難しいため、できるだけ早く手放したいと考えています。
【ご提案した解決策】
相続からの売却相談は非常に多く寄せられています。不動産売買においては、まず相続登記が必要となります。なお、2024年4月1日から相続登記が義務化されており、相続を知った日から3年以内に登記を完了しない場合、10万円以下の過料が課せられるため、未了の方はご注意ください。相続登記はご自身で手続きすることも可能ですが、相続人が多い場合には非常に手間のかかる作業となることがあります。弊社では、司法書士の紹介も可能ですので、どうぞご相談ください。今回のお客様は冬前にお住み替えを希望されており、売却中の管理を心配されていましたが、売却期間中の管理は基本的に売主様にお願いしています。遠方へ引っ越しされるため管理が難しい場合、買取による現金化を進める方が多く、今回もその提案をいたしました。
【担当営業として大切にした要点】
お客様のご勤務状況や新たな住まいの状況に合わせて、買取と仲介の両面でご提案し、買取価格についても十分ご納得いただいた上で選択していただくことを大切にしました。また、相続登記に関しては必要書類を準備し、司法書士を通じてお客様の手間を省けるように手配いたしました。